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代表司法書士
吉 田 浩 章
大阪司法書士会所属
登録番号 大阪第2130号
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事務所の歴史(3人体制)

〜第2章〜3人体制になる

 

 

第2章 3人体制になる   このページでは、司法書士吉田事務所のことを、依頼者の方により深く知っていただくため、開業から今までの歴史、沿革のうち、3人体制になった後。平成17年から19年までの時期に、司法書士が何を考えて、どんなことに取り組んできたのかについて、まとめています。

若くてみんな独身だった頃は、よく仕事をして、その分、よく遊んで。海外にも二度行けて、自由で楽しかった時期です。
平成17年(2005年)
1月 日経キャリアマガジンにブログが紹介される

1月 日経キャリアマガジンにブログが紹介される日経キャリアマガジン(日本経済新聞社)という雑誌の「編集部厳選!!テーマ別役立ちブログベスト3」というコーナーで、「士業者のブログ」の分野で、吉田のブログが『BEST3』で紹介されました。

紹介文は「司法書士である筆者が、毎日の仕事をリポート。ただ事実を並べるだけでなく、司法書士のあり方、仕事の問題点などを鋭くえぐっている」とあります。

日経キャリアマガジンは、こちらがお金を払って載せてもらったものではなく、純粋に出版社から「掲載していいですか」と連絡があったものです。

※自費出版や、広告料を払って有名人との対談形式の広告を出さないか、という類の勧誘は、たくさんあります。

3月 三国ヶ丘駅に看板広告を出す

3月 三国ヶ丘駅に看板広告を出す三国ヶ丘駅の看板広告は、利用者にとって便利かな〜と思い契約。

しかし、あまり効果を感じず、何年かで止めています。

7月 開業3周年(上海旅行)

7月 開業3周年(上海旅行)開業3周年の記念にと、事務所のメンバーで上海旅行。

みんな独身のため、自由でした。よく働きました。
その分、よくご飯に行って、そんな日常を楽しんでいました。

9月 FP試験を受験

吉田は2級。栗野と平岡は3級を受験。

仕事で忙しい中、それぞれが勉強して、みんなで新しいことにチャレンジしていく。今から思うと、若い時にいろんなことを勉強して、いろんな経験をしておくことは、とても大事なことだったと思っています。

12月 吉田がAFP登録

FPの勉強をしたのは、債務整理の現場に「FPの考え方」を持ち込むためでした。
多重債務の問題、「悪の根源は高金利である」という司法書士業界の風潮に、いや「個人個人がお金の使い方を考えないといけない」と考えたためです。

「高金利は悪」の前に、FPとして「お金の使い方を考えよう!」と訴えれば、業界や世間の風潮が変わるのではないか、と吉田は考えていましたが、無力でした。

12月 「家計相談サイト」を公開

元々の名称は「司法書士・FP吉田浩章の生活改造計画」という家計相談サイトを公開。
債務整理の業務が多い中、司法書士兼AFPとして、家計に対する考え方をお伝えするサイトでした。
サイトの紹介文は「借金返済で困らないために。生活設計、家計診断、多重債務整理、個人と事業者のお金全般の相談等」です。
フラット35の取次店の登録をしていた時期もありましたが、専門的に取り組むことができなかったため、サイトも含めて閉鎖しています。

まとめ

土日に接客の予定を入れなくなりました。

吉田の土曜日は、書類の片付け。日曜日は、読書。
若くて仕事が増えた時に、仕事だけにハマるのではなく、本をたくさん読めたことが、その後、自分の役に立ったと思っています。「成功者に共通することは、大量の本を読んでいることである」という言葉を、吉田は心に留めています。

平成17年は、不動産登記の申請件数が初めて3ケタになりました。
商業登記の申請件数67件は、史上2番目の数字です。
自己破産35件、個人再生14件、任意整理215件と、土日の受託を制限しても、お仕事には恵まれていました。

平成18年(2006年)
4月 堺市が政令指定都市になる

堺市が政令指定都市になりました。
区制施行で、『向陵中町』が『堺市堺区向陵中町』に。

当時は違和感がありましたが、「堺区」の表示は慣れてしまえば普通になります。

5月 会社法施行

商法から会社法に切り替わった時です。
会社法施行に関する情報が少ない中、5月1日の施行日初日から株式会社の設立登記、有限会社から株式会社への移行の登記申請があり、バタバタしていました。

この時、「いずれ有限会社はなくなるのではないか」と言われていましたが、現時点でも会社法施行前に設立された有限会社は、そのまま存続できています。

6月 事務所の移転計画取り止め

「同じビルの広い部屋が空いた」ということで、3人で見に行きましたが、部屋の汚れ方、壁紙の黄ばみ方を見て、却下。この件に限らず、「何となく」嫌なのか、良いのか、という感覚は、結構大事です。

10月 コピー機の入れ替え

開業時に入れたコピー機は買い取りでしたが、回転の速いコピー機に。仕事をするのに便利な機能(今では当たり前になっているスキャン+PDF)優先で入れ替えました。

12月 短期のアルバイトさん採用

冗談で「元銀行員さんがいい」と言っていたら、本当に元銀行員さんが来てくれました。事務作業のスピード、テンキーを叩く速さにびっくりでした。

まとめ

引き続き、土日は接客業務を入れず、吉田はたくさんの本を読んでいました。

お金の問題、経営の他、接客のことも学び、「司法書士はサービス業である」と考えるようになりました。宿泊先の旅館で、サービスのことを学ぶことも多かったです。それなりのサービスを受けたいならば、それなりの料金を支払わないといけない、という、ごく基本的なことです。

自己破産35件、個人再生は10件、任意整理314件と、債務整理業務が多い中、不動産登記は180件と、今と変わらない件数。商業登記は59件と、今より多いくらいの件数を取り扱っています。

平成19年(2007年)
2月 メインサイトに似顔絵を掲載

今では、ホームページへの「顔出し」は必須です。

文字でいくら説明するよりも、写真1枚で伝わることがたくさんあると考えていますが、メインサイトの「事務所案内」ページに、やっと似顔絵を掲載しました。写真を載せるのはまだ抵抗がある、と感じていた時代です。

2月 タウンページ(電話帳)に初掲載

2月 メインサイトに似顔絵を掲載タウンページ(電話帳)に、初掲載。

ホームページからたくさん相談が来ている中、なぜ高い広告に手を出したのか。しかし、特に高齢の方など、ホームページにアクセスできない方々からのニーズはありました。地域のフリーペーパーにも、広告を出していました。

2月 PDFによるデーターの保存を開始

紙による記録が膨大となり、後になって紙の保管場所になることになります。この時までは、不動産登記の事後謄本も「何でもコピー」で残していました。

4月 事務所で香港旅行

事務所で二度目の旅行。
平日を1日潰して旅行に行く=電話が鳴っても取れない、という無茶なことをしていますが、異国の地で、見るもの全てが新鮮。素晴らしい経験です。

6月 エクセルでの予定表の管理

ホワイトボードに手書きで管理していた事務所の予定表から、エクセルの共有ファイルで管理するようになりました。
吉田の予定は、吉田が不在でも、事務所で入れることができるシステムは、現在も継続しています。

10月 森高司法書士入所

念願の司法書士資格者の入所です。

事務平岡の産休がきっかけで、事務所の体制が大きく変わりましたが、森高司法書士には、吉田と退所時間が同じになるくらい、よく働いてくれました。また、後には、土曜や夜間の相談も担当してもらうことになります。

10月 栗野がAFP登録

3級からスタートしたため、吉田から遅れましたが、栗野もAFP登録。
事務的な計算、細かなシミュレーションは、栗野が担当しています。

11月 事務所移転

11月 事務所移転三栄ビルの狭い部屋から、広い部屋に移転しました。
予備の応接スペースも確保し、来客がかぶっても対応できるようになっています。

同時に、事務鎌田が入り、3名体制から5名(平岡産休・育休中は4名)体制になりましたが、「事務所を大きくしたい」という欲求があったわけではなく、「必要に迫られて」でした。

まとめ

任意整理による和解、判決が817件ありましたが、私の事務所では、この年が債務整理のピークでした。前年1月の最高裁の判決を機に、「過払い」が認知されやすくなり、債務整理に取り組む司法書士が増え始める時代でした。

 

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