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コラム

コラム68 貸金業法の改正と多重債務者の減少(債務整理)

平成24年2月21日の日経新聞には、「多重債務者が半減 規制で借り入れ整理進む」の記事。

記事によると、借り入れが5件以上ある多重債務者数が、1月末に前年同月末比24万人減の51万人になったとのことです。

『融資を年収の3分の1までに制限した改正貸金業法の完全施行をきっかけに、借り入れを整理する動きが進んでいるとみられる』
『複数の業者から融資を受けることが難しくなり、不要な借り入れの見直しが進んだとみられる』

と記事にあり、

「不要な借り入れの見直し」というのは微妙な表現ですが、「いい方向に進んでいる・・・」というニュアンスなのかもしれません。

一方、記事の最後には、『借り入れが1件ある債務者は1月末で802万人と21万人増えており、個人の資金繰りは全体では目立って改善していない』とあります。

多重債務を負っている人が減ったとしても、自発的に借り入れを抑制した結果ではないですし、消費者金融の債務を整理しても生活は苦しい、借り入れできなくなって困った、という現実もあるように思います。

規制によって、「資金繰りが目立って改善する」ことはないような気がします。

                                                (最終更新 平成24年2月23日)

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