コラム「司法書士は、『職人』兼『現場監督』」　ご相談は堺市堺区の司法書士吉田法務事務所へ

司法書士の生き方はさまざま

司法書士事務所の運営スタイルや、個々の司法書士の生き方は、さまざまです。

「何十人」という規模で運営する司法書士事務所もあれば、「ひとり」で事務所を運営する司法書士もいます。不思議な話ですが、司法書士１人でも、『司法書士法人』の設立ができるようにもなりました。

株式会社の取締役が１人でも、会社の設立ができるようになったのと、同様です。

一方では、「勤務司法書士」という仕事の仕方を選ぶ司法書士もいます。

これは、どちらが良い悪いでなく、「司法書士」とひと口で言っても、いろいろなタイプの人がいて、メインで取り扱う業務も違えば、目指す事務所像も違う、ということだと思っています。

自宅兼事務所にするのか、事務所を別に持つのか、という違いもあります。

司法書士吉田事務所の適正規模は

司法書士吉田事務所は、吉田と栗野の２人でスタートを切って、３年目には３人になりました。これは、ただ仕事が増えてしまい、必要に迫られて、人を増やすしかなかっためです。

開業時には、「人を雇用するタイプ」の事務所を目指す予定はなかったため、私自身、実際に人を雇用するまでは、経営者として教育を受けたこともなければ、勉強したこともありません。未熟者ゆえ、事務所のスタッフに迷惑かけながら、なんとか今までやって来た、という次第です。

一番多い時で、フルタイムの職員は、私を入れて５人おりました。

今は、常勤４名、非常勤１名です。

私自身の名前でお受けする以上、最初と最後は私がやりたい。

最後は責任者である私が目を通して、私のチェックが済んだ書類だけが法務局なり、裁判所に提出されて、業務が完了したら、私が電話なりメールなりで依頼者の方にご連絡を入れて、「ありがとうございました」で完了させたい。

そんな考えでいたら、規模は大きくなれないのですが、『司法書士』という資格業を選んだ理由が、少なくとも「人をたくさん雇いたい」「組織を大きくしたい」でなかった以上、どこまでいっても、職人であり、職人兼現場監督でありたい、と思っています。

司法書士は職人であり現場監督

職人は、自分自身が現場に出て、頭と手を動かさないと、すぐに能力が落ちてしまいます。

開業以来、私は毎日一番早く事務所に出て、夜は自分が決めている時間ギリギリまで仕事をして、一番最後に事務所を出る、という生活を続けています。それは、自分が一番仕事をするんだ（ただ、やることがあるから仕方がない、というのが現実ですが）という、職人としての無意識の行動です。

一方では、現場監督としての判断も、常に求められています。

これは、職人の能力とはまた違うもので、組織を作り、お客様に満足してもらって、対価をいただく。組織として活動して対価をいただく。人を雇用し、現場監督として、「チームで活動する」組織を率いる、という部分にも、醍醐味を感じています。

★司法書士吉田事務所からのご案内

当事務所を開業した時の思いは、「駅前で、たくさんの個人のお客様に来ていただける司法書士事務所を作る」でした。その気持ちは、今も変わることがありません。

当事務所の仕事のやり方は、司法書士の携帯電話は極力使わず、事務所に情報を集約すること。司法書士の予定を入れる権限も、個々のスタッフが持っています。

「組織としていかにして動くのか」を考えると、そんなやり方に行き着きました。

私が外出していても、事務所にいるスタッフが、仕事の動きを把握しています。

１．ホームページを見て、はじめてご連絡して下さる方との出会いを大切に
２．ご紹介の方も、特別扱いすることなく大切に
３．それと、繰り返しご依頼いだくお客様も大切に

堺市で司法書士をお探しの方は、堺市堺区、三国ヶ丘徒歩４分の、司法書士吉田事務所にご相談下さい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（最終更新　令和５年４月２９日）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　堺市の司法書士吉田法務事務所
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　司法書士　吉田浩章